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目の諸症状
目に関する症状や感じ方は様々。
気になる際は、お気軽に
当医院までご相談ください。
疲れ
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痛み
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腫れ(はれ)
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充血
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ごろごろ(異物感)
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しょぼしょぼ
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涙が出る
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しこり
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黄色い
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目やに
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かゆい
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乾く
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まぶしい
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見え方がおかしい
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見えにくい
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黒いものが見える
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疲れ
日常的な目の疲れこそ
注意が必要
「二重に見える」「ぼやけてくる」「かすんでくる」あるいは「見ていられなくなる」などの目の疲れを感じることはありませんか?
視機能の低下の度合は人によってまちまち。一般的には「疲れ目」と呼ばれる症状にも、眼科での診療や治療が役立つことがあります。
痛み
目の痛みには要注意
ほっとかないで、すぐ受診
目にゴミなど異物が入ると角膜に傷をつけることがあります。痛みを残したままにしておくと角膜の周囲に炎症性の変化が現われ、球結膜の充血を起こしたり、痛みがはげしくなることも。時には目があけられなくなるなど、日常的生活に支障を来たすこともあります。こうした症状の際は、できるだけ早く眼科専門医を受診することが大切です。
腫れ
その腫れ、もしかしたら
怪我や病気かも!
まぶたの皮ふは最も薄く、ちょっとしたことでもよく腫れてきます。例えば、寝不足や疲労、うつ伏せで寝たり、泣いたりした後にまぶたが腫れるということは、繊細なまぶただからこその反応。ボールが当たる等の外傷による場合には、顕著に症状が現われますが、「ものもらい」や「結膜炎」、「アレルギー」などの病気が原因で腫れることもあります。
充血
目が充血したら、
まずは受診を
最もよくみられる目の症状のひとつに「目が赤くなること(目の充血)」があります。「目が赤いから結膜炎だ」と思われがちですが、一概に決めつけるのは大変危険!結膜炎の場合もあれば、まれに失明につながるような病気の場合も…。また結膜炎といっても「伝染性のものか/そうでないか」、診察によって明らかにすることも非常に重要です。
ごろごろ(異物感)
目の異物感が続く時は
要注意!
ゴミなどの異物が入った場合は、まばたきをして涙を分泌し、洗い流そうとしますが、異物がとれずに痛みが続くこともあります。ごみなどが入ることで違和感を感じる場合が多いですが、何も入っていないのに異物感がある場合には、角膜に傷がついていたり、角膜の病気であることがほとんど。異物感が続く際は迷わず眼科専門医を受信しましょう。
しょぼしょぼ
目を労わることで、
しょぼしょぼ解消
目がしょぼしょぼする原因は、目の潤い不足が原因。乾燥した環境、パソコンの作業によるドライアイや疲れ目などが大きく関わっています。そんな症状にも眼科専門医は味方になれます。
涙が出る
涙は“角膜を守って!”
のサイン
反射的に分泌される反射性分泌と、常に分泌されている基礎分泌があります。角膜に刺激を受けたりすると、反射的に涙が分泌されます。また鼻涙管や涙小管など、涙の通り道がふさがれても涙がこぼれ出ます。
しこり
まぶたの違和感に
要注意!
目にできるしこりは、通常粟粒から小豆粒大のもので、上まぶたに多く発生します。いわゆる「ものもらい」の場合、まぶたに痛みがあり、そこを触ると痛みを強く感じます。
目やに
量が増えたら
不調のサインかも?
目やには皮ふのアカのように生理的な分泌物。目のゴミをくるんで出してくれる働きがあります。結膜やまぶたがウイルスや細菌に感染すると、目やにの量が増えます。
乾く
目薬やまばたきで
対策を
パソコンなどの画面を長時間見つめることで、まばたきの回数が減少して起こったり、乾燥した環境などで涙の量が減少することで起こります。角膜や結膜に障害を起こすことがあります。
まぶしい
気になったらまずは
受診を
コンタクトレンズで角膜を痛めたときや、スキー場などで紫外線を目にたくさん受けて角膜に炎症を起こした場合によく起こります。その他、虹彩や毛様体に炎症があるときにもこの症状が現れます。
見え方がおかしい
見え方がいつもと
違うと感じたら受診を!
視野の異常は網膜の病気で起こる症状ですが、初期の症状では、「ものが歪んで見える」ケースもあります。また網膜から脳へとつながる視神経や脳の病気でもこのような症状が出ることがあります。その他、視力低下や屈折異常による見え方の異常も考えられます。
見えにくい
視力の変化、
年齢か病気か要チェック!
「最近、視力が低下してきた」といったように徐々に視力が低下してきた場合、最も多いのは屈折異常(近視・遠視・乱視)によるもの。 40歳以上の年齢で近くが見にくい場合は老視がほとんどです。その他、徐々に視力が低下する原因となる病気はかなり多く、特に急激に視力が低下した場合は、早期に適切な治療を施さないと高度の視力障害を残したり、失明に至ることも少なくありません。
黒いものが見える
視界の変化、
網膜の異常かも?
糸クズのようなものや蚊のような黒い小さなものが見えたり、色も黒いものから淡白く不透明なものまで。硝子体に濁りが生じたり、網膜に穴が開いたり、剥れてしまったりすると、このような症状が現れます。
- Q糖尿病に伴う眼の合併症はどのような病気でしょうか。予防はできますか。
- A糖尿病に伴う眼の合併症としては網膜症、白内障、緑内障などがあります。
予防策としては第一に血糖コントロールが大事です。
特に自覚症状がなくとも眼を含む合併症は進行してくる可能性があり、
内科や眼科など定期的な通院が必要になります。
自己判断で通院を中断してしまう方がおられますが、自覚症状が出てきた時には重症化しており、その時点で来院されても治療が困難な場合もあります。
自分の健康状態は自覚しづらいこともありますので、糖尿病を指摘された日から内科や眼科へ定期通院し、現状をご自身でも把握しながら医師の治療方針を聞くのがよいでしょう。
眼科領域で言えば、網膜症が出現していても視力低下などの自覚症状がないことも多いです。
見えづらさなどの訴えが出てきた時は重症で、治療を行っても視力回復が困難であるケースがあります。
網膜症に関しては、適切なタイミングでレーザー治療や硝子体注射を行う事で
進行を予防したり改善できることもあります。
白内障、緑内障に関しても治療や予防策を適切なタイミングで受ける必要があります。
- Q白内障の手術を受けるべきか悩んでいます。
手術に踏み切るタイミングについて教えてください。 - A白内障手術は視力、屈折、水晶体の状態、狭隅角の有無などを総合判断してタイミングを決めます。
- 【視力】矯正視力が良くてもまぶしく感じるなど、生活に不便を感じる場合には手術をお勧めすることもあります。
矯正視力が低くても不便を感じなければ、様子を見ることもあります。 - 【屈折】屈折異常が強い場合、白内障が比較的軽度でも手術を行うことがあります。
近年、多焦点レンズ(保険適用外)が登場したため、術後眼鏡が不要になることもあります。 - 【水晶体の状態】白内障進行により水晶体の硬度が増すと、手術が難しくなり合併症のリスクが増えますので、
その前に手術をお勧めすることもあります。あまりに放置し過ぎると水晶体が溶けてくることもあるため、この場合には早急に手術が必要になります。 - 【狭隅角の有無】隅角は目の中を流れる水分(房水)の出口に当たる部分で、ここが狭い状態を狭隅角といい、急性緑内障発作を起こすリスクがあります。狭隅角を治す目的に白内障手術をお勧めする場合もあります。 人によって適切なタイミングは様々ですので、眼科医とよく相談した上で判断してください。
- 【視力】矯正視力が良くてもまぶしく感じるなど、生活に不便を感じる場合には手術をお勧めすることもあります。
- Q眼科で乱視と言われましたが、乱視とは何でしょうか?
- A乱視とは、角膜や水晶体の歪みにより、焦点が一ヶ所に集まらない状態です。乱視があると、物がにじんだり、二重に見えたり、眩しく感じたりすることがあります。
角膜や水晶体が球面形をしていると乱視がない状態ですが、この球面形に歪みがある場合に乱視が生じます。
角膜の歪みを「角膜乱視」、水晶体の歪みを「水晶体乱視」と呼びます。
水晶体や角膜がラグビーボール型に歪んでいる乱視を「正乱視」といい、
不規則に歪む状態を「不正乱視」といいます。
白内障が進行することで、水晶体が変形して水晶体乱視が強まることもあります。
また、円錐角膜(角膜が前方に突出してくる病気)、翼状片(白眼の一部が黒眼に侵入する病気)、
ケガの後遺症などで生じる角膜乱視もあります。
乱視の治療は眼鏡またはコンタクトレンズが基本です。角膜乱視の場合は、角膜に直接当てて形状を改善する
ハードコンタクトレンズが必要な場合もあります。
白内障や翼状片による不正乱視の場合、手術が有効なこともあります。角膜乱視が急に進行してくる場合は
円錐角膜の可能性もあり、一度眼科の中でも角膜専門医の診察を受けることをお勧めします。
- Q自分はまだ手元が見えていますが、眼科で老眼と言われました。なぜでしょうか?
- A老眼とは遠くを見たり、近くを見たりする能力、いわゆる調整力が衰えることを言います。
ご質問者さんはもともと近視(近くが見えて遠くは見えない)でいらっしゃるかと思います。
近視の方は調節力がなくても近くにピントが合うため、老眼になっても手元は見えます。
しかし、遠くを見るために眼鏡やコンタクトレンズなどで近視を矯正した場合、老眼があると
手元が見づらくなります。調節力の衰えは早い人は30代から出てきます。
「近くを見てから遠くを見ると、すぐにピントが合わない」「目が疲れやすい」といった症状からはじまり、
65歳くらいまで症状が進行します。老眼を我慢していると、眼精疲労から肩こりや頭痛、食欲不振や吐き気
といった症状が起こることもあります。
見えにくさを感じたら、自分の視力に合った眼鏡や遠近両用コンタクトレンズを使用するようにしてください。
白内障もある方は、多焦点眼内レンズなどを用いて老眼対策を含めて治療することもあります。
自覚症状がなくても機会があれば老眼があるか眼科で相談されてみてください。