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日帰り手術
当院では以下の症状について日帰り手術に対応しています。
白内障
ピントを合わせるためのレンズの役割を持つ水晶体が濁り、視界がかすんだり
光のまぶしさが増す
などの症状が出る病気です。
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角膜移植
視力を回復するために
損傷または病変のある角膜を
健康な角膜に置き換える
外科的手術です。
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角膜クロスリンキング
進行性の円錐角膜や
角膜拡張症に対して
進行を抑制するための治療法です。
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眼瞼下垂・
眼瞼内反(逆さまつ毛)
まぶたを持ち上げる働きをする眼瞼挙筋が衰えて、眼が開きにくい状態を眼瞼下垂といいます。眼瞼内反とは一般的に
逆さまつ毛と言われる状態のことです。
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翼状片
白目の表面を覆っている結膜が、黒目
部分の角膜にかかり侵入してくる
病気です。投薬で治すことはできない
ため、ある程度進行した場合は
手術が必要となります。
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各種レーザー
様々な網膜疾患、
後発白内障などに対する
幅広いレーザー治療を行っています。
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白内障
ピントを合わせるためのレンズの役割を持つ水晶体が濁り、視界がかすんだり、光のまぶしさが増すなどの症状が出る病気です。発症の原因としては加齢が最も多いですが、年齢とは関係なく白内障が起きることもあります。水晶体の濁りは年齢を重ねるごとに少しずつゆっくり進んでいきますが、一度濁った水晶体は透明に戻ることはありません。
●症状や原因
白内障は初期症状が少ない病気です。痛みもなく、徐々に進行するため気づきにくいのですが、「視界がぼやける」、「目がかすむ」といった症状が出てきます。他の症状としては、「光がまぶしく感じる」、「夜の車のライトが特にまぶしい」、「視力が悪くなり、眼鏡を作り直したが、よく見えない」といったものもあり、進行度には左右差が出ることもあります。こうした症状には、白内障以外の病気が隠れている場合もありますので、少しでも見え方がおかしいと感じたら、お早めにご相談ください。
●手術までの流れ・手術方法
手術にかかる時間も10分程度で、麻酔も局所麻酔によってほとんど痛みはありません。
患者さんのご不安やご負担を出来る限り軽減する手術を心がけています。
1.問診
患者さんの眼の状態やお体の健康状態についてお伺いします。
2.精密検査
白内障の有無、症状の進行具合など確認します。
3.術前精密検査
手術に必要な精密検査を行います。また手術日も決定します。
4.眼内レンズの決定
移植する眼内レンズの決定、最終確認を行います。
5.術前点眼
手術日の3日前から抗菌の点眼を行います。
6.手術当日
手術は片眼10~15分ほどで終了します。※白内障の進行具合によって時間は変動します
7.帰宅
手術後体調が落ち着きましたら、付き添いの方と一緒に帰宅してください。
❶角膜切開
細いメスを使って、角膜(黒目)と結膜・強角膜(白目)の境目付近に切開創を作ります。
❷前囊切開
水晶体の中身を吸い出すために、水晶体を包んでいる嚢(のう)の前面に開口部を
作ります。
❸水晶体乳化吸引
小型手術器具を角膜切開創から挿入し、超音波エネルギーで水晶体を細かく砕き、
同時に吸入除去します。
❹眼内レンズ挿入
水晶体嚢に小さく折りたたんだ眼内レンズを挿入します。
眼内レンズはゆっくりと目の中で開いていきます。
手術の流れについてはこちらの動画もご覧ください!
●手術後について
日帰り手術は、術後の注意点を守っていれば、比較的自由に日常生活をすることができます。しかし、眼周囲の清潔の維持や術後点眼を怠るなどした場合、感染症など術後合併症が起こる可能性もありえます。手術前にご説明いたしますので順守していただきますようお願いいたします。
- 手術当日はご自宅で安静にお過ごしください。
- 術後は定期的な診察が必要です。
- 手術当日は、できるだけご家族のお付き添いをお願いします。
- 当日と翌日は、ご本人の運転による来院はお控えください。
- 術後は、夜間の車のライトなどが眩しく見えたり(グレア)、光の輪が見える事(ハロー)が起こりやすくなると言われています。
手術後の時間の経過と共に慣れてくると言われていますがかなり個人差があります。
●費用について
単焦点眼内レンズ及び乱視矯正眼内レンズ (トーリックレンズ)については、通常の健康保険の適応範囲です。多焦点眼内レンズについては、選定療養となります。詳細は医師・スタッフにご確認ください。
角膜移植
角膜とは、黒目を覆う0.5mm程度の透明な膜のことです。病気や怪我などによって、角膜に濁りや変形が生じると、光を正常に通すことができなくなり、視力が衰えてしまいます。このような障害のある角膜を透明な新しい角膜と交換し、視力を回復させる手術が角膜移植です。
●手術の概要
手術では、濁っている、または変形を起こしている角膜を除去し、細かい縫合糸で透明な新しい角膜を移植します。術後、ある程度の乱視は残りますが、眼鏡やコンタクトレンズによる矯正で良好な視力を得ることができます。移植に使用される角膜は、亡くなられた方もしくは脳死判定を受けられた方からご提供いただきます。
実際の手術の進め方については
手術担当医が患者さんの症状に合わせて相談しながら決めていきます。
角膜クロスリンキング
角膜クロスリンキングとは、進行性の円錐角膜や角膜拡張症に対して、進行を抑制するための治療法です。円錐角膜は、角膜が薄くなり角膜中央部から下部の前方へ突出してくる原因不明の進行性の疾患です。軽度の円錐角膜では、視力が低下したり、見え方に歪みが生じます。中等度までの円錐角膜はハードコンタクトレンズによって矯正できますが、重度になると角膜の突出が強くなるため、物理的にハードコンタクトレンズが装用できなくなります。視力障害の状況によっては、角膜移植が必要となることがあります。
●手術の概要
角膜リボフラビン(ビタミンB2)を点眼しながら、紫外線照射を行うことで、コラーゲン線維の結びつきを強め、角膜の強度を高めます。それにより角膜変形が抑制され、円錐角膜の進行を抑えることができます。この治療法は現在までに世界中で20万眼以上行われ、日本では有効性と安全性が確認されています。アメリカでもFDAに承認されており、初期円錐角膜のスタンダードな治療と位置づけられています。
実際の手術の進め方については
手術担当医が患者さんの症状に合わせて相談しながら決めていきます。
眼瞼下垂・眼瞼内反(逆さまつ毛)
- 【眼瞼下垂】
- まぶたを持ち上げる働きをする筋肉が衰えて、眼が開きにくくなる状態を「眼瞼下垂」と言います。症状が進行し、見えにくさが酷くなった場合は手術を行います。眼瞼下垂の原因は、先天性、後天性、偽眼瞼下垂の3つが挙げられます。
- 【眼瞼内反】
- 一般的に逆さまつ毛と言われる状態で、まつ毛が眼の表面に当たることで痛みや涙が出たりします。悪化すると視力障害を生じる場合があるため、注意が必要です。
●手術の概要
- 【眼瞼下垂】
- 下がったまぶたを上げる手術を行います。まぶたを上げる腱膜を縫って縮めていきます。皮膚が余る場合は、同時に切除することもあります。
- 【眼瞼内反】
- まつ毛の生え際付近の皮膚を横に切開し、緩んだ膜を縫って縮めます。まつ毛の生えている方向を変えるように縫合することで症状を改善していきます。
実際の手術の進め方については
手術担当医が患者さんの症状に合わせて相談しながら決めていきます。
翼状片
白目の表面を覆っている結膜が、黒目部分の角膜にかかり侵入してくる病気です。翼状片が大きくなり、中心部にかかることで視力が下がり、充血や乱視の原因にもなります。主に、紫外線が原因とされています。投薬で治すことはできませんので、ある程度進行した場合は 手術が必要となります。
●手術の概要
翼状片を切除する手術を行います。切除した部分を健常な結膜で覆って糸で縫合していきます。
実際の手術の進め方については
手術担当医が患者さんの症状に合わせて相談しながら決めていきます。
各種レーザー
様々な網膜疾患、後発白内障などに対する幅広いレーザー治療を行っています。
●手術の概要
- 【網膜光凝固術】
- 網膜のいろいろな病気に対する治療として行います。網膜症の進行を抑えることを目的とした治療で、必ずしも視力が回復する訳ではありません。症状によっては、数回に分けてレーザー治療を行う場合もあります。
[適応疾患:網膜裂孔/糖尿病網膜症/網膜静脈閉塞症/網膜細動脈瘤/加齢黄斑変性症 など]
- 【後嚢切開術】
- 濁った水晶体嚢の一部に穴を開けて、光の通り道を作ります。ほとんどの場合、痛みもなく、短時間で終了します。
[適応疾患:後発白内障]
- 【SLT(緑内障レーザー手術)】
- 緑内障治療の一つです。角膜と虹彩の間にある隅角にレーザーを当てる治療です。これによって眼圧を低下させることで、点眼薬の使用を減らしたり、中止することができます。妊娠中や点眼治療が困難な場合などにも検討されます。
[適応疾患:緑内障]
実際の手術の進め方については
手術担当医が患者さんの症状に合わせて相談しながら決めていきます。